1級建築士製図試験 勉強するならどこの資格学校?

自分は現在、一級建築士の資格取得に向けて勉強中の身です。一昨年に一次試験の学科試験は幸い一発で合格。続いて二次試験の製図試験は不合格。2回目である昨年も製図不合格…。一次試験の学科免除は今年が最後という角番となります。私は勉強のため日建学院に通っていました。なんとしても、今年こそは合格するためにもう一回と思うのですが、受講料が…。一昨年、昨年と2回も受講したので分かってはいましたが、やはり値段をみると躊躇ってしまいます。

そこで、改めて各有名資格学校である日建学院、総合資格学院、TACの3校の製図試験対策講座について、調べてまとめ、判断材料にしたいと思います。

2020年(令和2年) における 各校について、下記にまとめます。
※各校HP参照1月時点)
※受講料は全て10%の税込表記としております。
目次

1.日建学院

1級建築士設計製図パーフェクト本科コース―660,000円(税込)

学習期間:3月~10月上旬まで(約7ヶ月)

講義回数:課題発表前 全15回 +課題発表後 全13回   計28回

1級建築士 設計製図本科コース ―495,000円(税込)

学習期間:8月~10月上旬まで(約2ヶ月)

講義回数:課題発表後 全13回

合格実績: 2018年設計製図パーフェクト本科・攻略パック生合格率 55.0%

※基準 出席率70%以上、模擬試験60点以上の生徒

2.総合資格学院

1級建築⼠設計製図 完全合格対策講座 ―951,500円(税込)

学習期間:3月~10月上旬まで(約7ヶ月)

講義回数:課題発表前 全15回 +課題発表後 全10回  計25回

1級建築⼠設計製図セット ―649,000円(税込)

学習期間:5月末~10月上旬まで(約4ヶ月半)

講義回数:課題発表前 全3回 +課題発表後 全10回  計13回

1級建築⼠設計製図講座 ―528,000円(税込)

学習期間:8月~10月上旬まで(約2ヶ月)

講義回数:課題発表後 全11回

合格実績:2018~2014年度設計製図試験合格者占有率 56.5%

3.TAC

1級建築士 設計製図本科生プラスコース― 214,000円(税込)

学習期間:8月~10月上旬まで(約2ヶ月)

講義回数:全12回。直前講義を2回プラスしたコース。

1級建築士 設計製図本科生コース― 174,000円(税込)

学習期間:8月~10月上旬まで(約2ヶ月)

講義回数:全10回。スタンダードコース。

1級建築士 設計早期クラス― 87,000円(税込)

学習期間:3月~7月まで(約4ヶ月)

講義回数:全5回

TACのみ、製図の早期対策講座が単独で分かれていました。より早く受験勉強に取り組みたい方は、上記2コースのいずれかとこのコースを選択する感じです。

※別途入会金10,000円必要みたいです。

合格実績:TACの公式サイトに記載はありませんでしたが、いくつかのブログを見ると受講者の半分以上が合格していたり、近年の演習課題は本番の試験内容に非常に近い内容だったとの書き込みもありました。

まとめ

はじめから分かってはいましたが、受講料を比べると下記となります。

受講料の高い順

総合資格学院 > 日建学院 > > TAC

総合資格学院が一番高い結果となりました。次いで日建学院。3月スタートのコースを比べると、約30万近く差がありますが、課題発表後からのコースを比べると約3万円ほどの差しかありませんでした。合格実績を考慮すると総合資格学院の方が良く思えてきました。

TACは圧倒的に安く、一番高いコースでも21万4千円で 、他2校と比べると 半分以下です。この安さには惹かれます。しかし、自分の場合、近所に学校が無いため通信講座になるので自宅でやり通せるかの不安を感じます。

日建学院であれば、自分は3回目の受講になるので特典として2割引になるのですが、上記の結果をみると悩みます。割引期間は1月中旬くらいまでと言っていたので早めに決断したいと思います。

TACの設計早期クラス以外のコースは、条件を満たせば一般教育訓練給付制度 という資格取得を補助してくれる制度を利用することができます。受講料の2割が支給されます。(10万円が上限)

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この記事を書いた人

30代/地方大学卒/元住宅設計/建築士なりそこない/適応障害で退職→職業訓練校/精神保健福祉士取得のため勉強中/娘(1歳) パパやってます/


仕事を辞めることは「甘え」では?と思っている方の気持ちを「少しでも楽にしたい、大丈夫と伝えたい。」そんな情報を発信していきます。

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